以下の7つの設問は、当研究所がこの20年間にわたって手掛けてきた真珠の修理・修復の経験から生み出された診断方法です。ぜひご自分で診断してみて下さい。
第1問: 先ず本物の真珠であることを確認してください。
- 珠同士を軽くこすってみてください。
- わずかですがひっかかりを感ずれば→本物の可能性が高い

艶やかな真珠は波紋があり、擦ると引っ掛かりを感じる - つるつる滑る→人工真珠の可能性が高い

人工真珠はコーティング処理を施すため滑る感じを受ける
- わずかですがひっかかりを感ずれば→本物の可能性が高い
- 孔口を見て下さい
- 垂直に孔があいていれば→本物です

- 孔口が拡がっていれば→人工真珠の可能性が高い

- 垂直に孔があいていれば→本物です
本物あるいは本物の可能性が高い場合は:第2問以降に進んでください。
人工真珠の可能性が高い場合は:宝飾専門店あるいは当研究所にお送り下さい
第2問:糸替えの必要性を確認して下さい。
- クラスプ(留め金)を外し、先端を持って垂らして下さい。
- 糸と糸の間に隙間が出来ない→糸替えの必要性はありません。
- 糸と糸の間に3〜5ミリの隙間ができる→糸替えをお勧めします。
- 糸と糸の間に5ミリ以上の隙間ができる→糸替えが必要です。
- 糸がほつれている→糸替えが必要です。

糸替えが必要の場合は:宝飾専門店あるいは当研究所にお送り下さい。
↑当研究所では\2,000〜3,000で実施いたします。
第3問:輝きが低下しているかどうかを確認して下さい。
この検査は、なるべく明るい照明の下で(例えば直射日光の下)、行うようにして下さい
- 一部の珠が白い膜をかぶっているように見える。
→専門磨き器材の使用で修復は可能です。又は当研究所での専門診断の必要があります。

- 一部の珠と珠の間に白い膜や粉のようなものが見える。
→専門磨き器材の使用で修復は可能です。又は当研究所での専門診断の必要があります。

- 相当数の珠が白い膜をかぶっており、粉のようなものが見える。
→専門診断の必要があります。

- 白い膜や粉はなく、購入時と変わらない。→正常です。大切にお使い下さい。
- 白い膜や粉はないが、購入時より輝きが落ちているような気がする。
→専門診断の必要があります。

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右側が正常な輝きの真珠です。長年使用していると、お持ちの真珠の光沢が失われていても、いつも見ている為に分からないものです。
リフレッシュしてみて、いかに輝きが失われていたのか、気がつくのです。
ほとんど知られていない真珠の正しい磨き方:一皮むいてきれいな層を出す
真珠は真珠層から出来ています。この真珠層は電子顕微鏡で見ますと、カルシウムの層が何千層と、ちょうど木の年輪のように同心円状に集まって出来ています。更にご丁寧に層と層の間にはタンパク質の薄いシートが一層毎に挟まれています。もし真珠の表面が汗で溶けてしまい輝きを失った場合、ちょうどキャベツや白菜のように一層むいて新しい層を出してあげれば輝きは甦るのです。一層の厚さは1万分の3ミリから4ミリですから、サイズ落ちなどの心配はありません。一層むくには、特殊な研磨剤が入ったクロスや薬品などを使います。



第4問:褪色や変色が起きているかを確認して下さい。
この検査は、なるべく明るい照明の下で(例えば直射日光の下)、行うようにして下さい
- 一部の珠が他の珠より明らかに色が薄く感じる。→専門診断の必要があります。

- 一部の珠が他の珠より明らかに色が違う感じがする。→専門診断の必要があります。

- 全体が購入時より色が薄くなっている。→専門診断の必要があります。
- 全体が購入時より黄ばんだ感じがする。→専門診断の必要があります。
- 褪色や変色は存在しない。→正常です。大切にお使い下さい。
たんぱく質や有機物(真珠層の中の)の変化が褪色、変色の原因です。
たんぱく質や有機物は真珠層の 5 %位を占める少量成分ですが、真珠の美しさを生み出す必須成分でもあります。これら生体生産物のデリケートな性質は、外気中の紫外線や乾燥等で長い間には黄ばんできたり(変色)、分解したり(褪色)することはある意味で不可避なことです。それを防ぐためにはそれなりのケアーが必要です。また既に起きてしまった場合は、その症例によりますが、ある程度の修復は可能です。
第5問:欠陥(ひび、われ、キズ、斑点など)が現れているかを確認して下さい。
この検査は、なるべく明るい照明の下で(例えば直射日光の下)、行うようにして下さい
- 購入時には無かったひびのようなものがある。→専門診断の必要があります。

- 購入時には無かったわれのようなものがある。→専門診断の必要があります。

- 購入時には無かったキズのようなものがある。→専門診断の必要があります。

- 購入時には無かったと斑点のようなものがある。→専門診断の必要があります。

- 欠陥は存在しない。→正常です。大切にお使い下さい。
真珠は“呼吸”をしています。それが欠陥出現の遠因です。
真珠は夏のような温度や湿度が高い時は目に見えないレベルですが、膨張します。冬のように温度や湿度が低い時は逆に収縮します。この微妙な変動、言うなれば一種の“呼吸”が長期間続きますと、真珠層内に隠れていたキズなどの微小な欠陥が現れてくる場合があります。それを防ぐためのそれなりのケアーが必要です。また既に現れてしまった場合は、その症例によりますが、ある程度の修復は可能です。
第6問:破損について確認して下さい。
- 珠の一部分が欠落あるいは破損している。→専門診断の必要があります。

- 一部の珠が紛失している。→専門診断の必要があります。
- 破損は存在しない。→正常です。大切にお使い下さい。
第7問:留め金(クラスプ)の損傷について
- クラスプが購入時より少し錆びている。

- クラスプが黒く変色している。

- クラスプの真珠(貴石)が変色している。⇒専門診断の必要があります。
- クラスプの真珠(貴石)が紛失している。⇒専門診断の必要があります。
- クラスプが壊れている。⇒専門診断の必要があります。
- ├ステップ1: 診断依頼書記入
- ├ステップ2: 専門家診断実施
とご返送又はご報告 - ├ステップ3: 真珠クリーニング
エステ依頼書記入 - ├ステップ4: クリーニング
エステ実施と返送 - └ステップ5: 完了
